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同署によると、十五日昼ごろ、川崎区の主婦(44)の自宅に若い女の声で「助けて」と電話があった。男が電話を代わり「どういうことかわかるな。携帯番号を教えろ」と要求。再度、女性の携帯電話に連絡してきた男が、「銀行に行け」と指示した。女を高校一年の長女(16)と信じ込んだ女性は手持ちの現金を持ち、さらに金を借りるため、近くに住む母親(70)を訪ねた。同署が配布したチラシを見ていた母親は「おれおれ詐欺ではないか」と直感、女性を止めたが、区内の金融機関に向かったため一一〇番した。通信指令課から女性が向かった金融機関に連絡が入り、行員が払い込みを中止させ、被害を防いだ。
ほかにも、外科医の息子が勤める病院の院長を名乗る男から「(息子が)点滴ミスをして患者を意識不明にした。対応したいので三百万円用意できないか」との電話を受けた川崎区の自営業男性もチラシを見ていたため、「どちらの病院ですか」と質問。電話が切れ、被害を免れたという。
同署では「今後も発生の防止に努めていきたい」と話している。 (木村 留美)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20041118/lcl_____kgw_____002.shtml