2004年11月18日(木) 00時00分

社保庁装う不審はがきにご注意（朝日新聞・）

　社会保険庁の名をかたって「年金の過払い分」を返すよう求める、うそのはがきが県外で見つかる例が増えている。年金受給者を狙った架空請求詐欺らしく、香川社会保険事務局は「はがきの連絡先へは絶対に電話せず、相談して欲しい」と呼びかけている。

　同事務局によると、はがきは「社会保険庁特殊法人　日本国民年金協会」の名前で送られ、基礎年金番号や協会名の印が押されている。年金の「未納」や支給額の「過払い」を通知し、納付や返金がなければ財産を差し押さえたり、支給を止めたりすると記されている。

　同協会は東京に実在するが、主に国民年金制度の広報活動をしており、年金の納付催促や支給停止はしないという。

　社会保険庁は１５日までに、全国で４１６件の報告例を確認しているが現金被害はない。県内での確認例もないという。問い合わせは香川社会保険事務局（０８７・８１１・１８２２）へ。
（11/18）

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6968