2004年11月18日(木) 19時57分
<大阪>弁護士資格なく交渉 行政書士に有罪判決(朝日放送)
弁護士の資格がないのに、損害賠償請求の交渉など法律事務をしていたとして、弁護士法違反の罪に問われた行政書士らに対し、大阪地裁は、それぞれ懲役1年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、行政書士の兎澤優被告(56)と、元信用調査会社社員・右田孝宣被告(30)の2人です。判決によりますと2人は、去年12月、顧客の女性から別の調査会社の調査が不十分だと損害賠償請求の依頼を受け、弁護士の資格がないのに交渉の電話をかけました。また、今年1月にも、印刷会社の依頼で損害賠償請求の交渉をしました。判決で大阪地裁は、「犯行は常習的で、犯行後も口裏あわせをするなど悪質」として、2人にそれぞれ懲役1年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
(朝日放送) - 11月18日19時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000006-abc-l27