2004年11月18日(木) 00時00分
裁判官が授業 新制度など紹介/土佐塾中(朝日新聞・)
裁判所を身近なものに感じてもらおうと、高知市北中山の私立土佐塾中学校(小谷鉄夫校長)で17日、現役の裁判官による講義があった。参加した3年生184人が耳を傾け、熱心にメモをとっていた=
写真。
高知地裁の徳増誠一判事補(35)がビデオやテキストを使い、裁判所の仕組みを分かりやすく説明。重大な刑事裁判の判決に一般市民がかかわるようになる裁判員制度が09年5月までに導入されることも紹介した。
徳増判事補は「民事裁判の和解で、当事者から『ありがとう』と言われた時に喜びを感じる」と体験談を披露し、裁判官を志望する生徒に「人の気持ちをわかる人になって」と呼びかけた。生徒の質問に対し、「女性裁判官は少しずつ増えている」「裁判官をやめたいと思ったことは一度もない」などと答えていた。
(11/18)
http://mytown.asahi.com/kochi/news01.asp?kiji=3918
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