2004年11月18日(木) 17時21分

不審はがきに注意　架空の団体名乗り、国民年金未納分など請求　／京都（毎日新聞）

　架空の団体名で国民年金未納などを通知し、支払いを求める不審なはがきの送付が全国で相次いでいるとして、京都社会保険事務局が注意を呼びかけている。
　同事務局によると、「特殊法人　日本国民年金協会」などと架空の団体を名乗り、国民年金の未納分や過払い分を請求する「通達書」と書かれたはがきが自宅に届く事例が全国で多発。はがきは「国民年金の過払いがあり、返金しないと年金支給を停止する」「未納となっている国民年金を納めなければ健康保険証が交付されない」などとして、記載されている電話番号へ連絡するよう求めているという。
　同事務局は「各社会保険事務所以外からの通知はありえない。今のところ府内での被害相談はないが、十分注意してほしい」とし、同様の不審なはがきや電話を受けた場合に各事務所へ連絡するよう求めている。連絡先は、同事務局（０７５・８１３・７０２０）ほか府内の各社会保険事務所。【横田美晴】

１１月１８日朝刊　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000308-mailo-l26