2004年11月17日(水) 19時33分

ライブドア、livedoor Blogにおけるブログ著作権の帰属を規約に表記（impress Watch）

　ライブドアは、同社が運営するブログサービス「livedoor Blog」で実施した利用規約の変更に関して著作権がユーザーに帰属する旨を、利用規約上に表記する修正を11月16日付で行なった。

　今回修正が行なわれたのは、第8条の「ウェブログの公開について」。著作権の帰属に関しては、「利用者が著作したウェブログとそれに付随するコメント及びトラックバックは当該ウェブログを著作した利用者に著作権が発生するものとします」と表記され、ユーザーが作成したブログの記事内容や、記事に対するコメント、トラックバックについて、ユーザー側に著作権が発生すると明記された。

　また、「弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし」という記述を、「宣伝、利用促進、出版等を目的としウェブログサービスの著作物を使用する場合」と改め、ライブドアがユーザーのブログを利用する際の目的を明記。その上で、「利用者は弊社に対し、当該著作物を著作権法の規定に基づき無償利用することを期間無制限で非独占的に許諾」するものとした。

　なお、ライブドア側がユーザーが作成したブログを利用する場合、「弊社及び弊社の指定する者に対し著作者人格権を行使しないものとします」と記載している。著作者人格権の記述について同社では、「文章を読みやすくするために同社側で編集などを行なう場合、その都度ブログ開設者に確認せずに済むようにするなどの効果を想定したもの」と説明している。

■ ＵＲＬ

　 利用規約の一部変更について[11/16追記]

　 http://blog.livedoor.jp/staff/archives/9413905.html

■ 関連記事

・ livedoor Blogの著作権に関わる利用規約改定にユーザーから不満の声が

（村松健至）

2004/11/17 12:20

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000023-imp-sci