2004年11月17日(水) 17時58分
ブレーキ部の不良でけが人 ナショナル自転車が無料交換（共同通信）
ナショナル自転車工業（大阪府柏原市）は１７日、自転車のブレーキ部品の不良が原因で突然急ブレーキがかかり、けが人が出たと発表した。電動自転車を含む３４車種、約１万３４００台の部品を無料で交換する。
東京都の女性が電動自転車で走行中に突然急ブレーキがかかって転倒し、顔にけがをした上、右腕を骨折した。後輪ブレーキを自転車本体に固定するための金属製バンドが割れ、弾みでブレーキケーブルが伸びてブレーキがかかった。
ほかに９月以降、急ブレーキがかかる例が３件あった。金属バンドの加工時に圧延や熱処理が十分でなく、腐食しやすいのが原因だという。
対象は車体番号の上２けたが４４−４７のもの。問い合わせはナショナル自転車工業、フリーダイヤル（０１２０）７８１６０３。
（共同通信） - 11月17日17時58分更新
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