2004年11月16日(火) 00時00分
弁護士横領 7250万円分も加え告訴(朝日新聞・)
管財人 業務上横領容疑で 破産管財人の業務で預かった約6千万円を横領したとして先月、元県弁護士会長の関一弁護士(54)が告発された問題で、後任の破産管財人は15日、さらに約7250万円を着服した疑いがあったとして、業務上横領の容疑で新たに告訴した、と発表した。県警は11日付で受理、地裁が告発した前回分と併せて捜査している。
告訴状などによると、関弁護士は96年11月ごろから甲府市内の宝飾会社の破産管財人を担当。
98年6月初め、同社の在庫商品の売却代として約4725万円の約束手形1通を預かった際、自分名義の銀行口座に入れて着服したほか、同月下旬にも同じ手口で在庫商品の売却代約690万円を着服した。
さらに98年7月初め、同社の土地や建物にかかった甲府市の固定資産税約1180万円を着服。また、再開発対象となった同社の関連会社の支店=静岡県浜松市=に対し、01年1月末に入金された補償金2500万円のうち、約655万円の払い戻しを受けて横領した、とされる。
このほか関弁護士は96年12月、運送会社に依頼して集まった商品販売代約715万円を自分の事務所用の口座に振り込ませて横領。97〜98年にも電話加入権や車両の処分代約190万円を不正流用したとされる。だが、この2点は「公訴時効が成立していることなどを考え、告訴しなかった」としている。
(11/16)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=8041
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