2004年11月16日(火) 03時09分
架空弁護士名で現金要求の文書出回る(読売新聞)
第二東京弁護士会は15日、「現金を振り込まなければプライバシーを訴訟で明らかにする」などとした文書が、上場企業などの役員あてに郵送されていると発表した。
いずれも「第二東京弁護士会 岡弘幸」という実在しない弁護士名で出されており、同会は注意を呼びかけるとともに、詐欺未遂容疑などで警視庁への告発を検討している。
同会によると、文書には「ある方の依頼で調査をしたところ、あなたのプライバシーに関する事実を確認したので訴状を提出する」などと書かれ、約26万円を指定の銀行口座に振り込めば、事実を訴状から削除するとしている。
同会には、15日だけで28件の通報があったが、現金を振り込んだ例は確認されていない。
(読売新聞) - 11月16日3時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041115-00000416-yom-soci