2004年11月16日(火) 20時40分
プリ携帯禁止を正式断念 与党、本人確認徹底で対応（共同通信）
自民、公明両党のおれおれ詐欺対策プロジェクトチームは１６日、犯罪に使われることが多いプリペイド式携帯電話の全面禁止を正式に断念し、購入時の本人確認徹底などの法規制で対応することを決めた。
携帯電話事業者から「正当に使っている人も多い」と反発が強いのが理由で、当面は「新規契約時の本人確認の徹底」「不正な目的の譲渡、勧誘に対する罰則」を盛り込んだ法案を議員立法で今国会に提出することを目指す。
与党によると、本人確認は、購入時に運転免許証など写真付き証明書の提示を義務付けて店頭で確認し、事業者にコピーを送って承認されるまで利用できない仕組みとする。インターネットなどに譲渡や売買の呼び掛けを掲載することも禁止する。
（共同通信） - 11月16日20時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000196-kyodo-soci