2004年11月16日(火) 13時06分
バナナもアレルギー表示へ 06年から奨励品目に(共同通信)
加工食品に含まれるアレルギー物質について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は16日、表示を奨励する品目にバナナを追加することを了承した。厚労省は近く都道府県や業界団体に通知を出し、1年程度の周知期間を挟み2006年初めから実施する。
現在、厚労省が表示を義務付けているのは卵、乳、小麦、そば、落花生の5品目。このほかイクラ、エビなど19品目の表示を奨励しているが、有識者会議が7月、食物アレルギーの被害調査を基に、バナナを追加することが適当とする報告書をまとめていた。
厚労省は食品メーカーなどに「奨励品目」を可能な限り表示するよう求めているが、消費者が判断しやすいように「奨励品目を使っていません」といった表示も促すことにしている。
(共同通信) - 11月16日13時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000088-kyodo-soci