2004年11月16日(火) 15時37分
ヤミ金帝王に損賠提訴 被害者82人、1億1000万円(産経新聞)
指定暴力団山口組五菱会(二代目美尾組に改称)のヤミ金融事件で、大阪や兵庫、東京などの被害者八十二人が十六日、「ヤミ金の帝王」と呼ばれ、組織犯罪処罰法違反罪などで公判中の同会幹部、梶山進被告(55)を相手取り、計約一億一千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
提訴は、ヤミ金融被害対策弁護団(宇都宮健児団長)が主導。原告は旧五菱会系ヤミ金融グループ五十三店舗の被害者らで、同事件での集団提訴は初めてという。
弁護団では「積極的な提訴が暴力団を追い詰め、ヤミ金被害の根絶につながる」としており、当分の間、訴訟の問い合わせなどを電話(03・3571・0694、午前九時半から午後五時半まで)で受け付ける。
(産経新聞) - 11月16日15時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000039-san-soci