2004年11月16日(火) 17時08分
不審はがき問い合わせ殺到 社保事務所などに400件(共同通信)
「年金が未納のままだと財産が差し押さえられる」などと書かれた不審なはがきが各地の年金受給者らに送り付けられ、社会保険事務所などへの問い合わせが15日だけで、北海道から鹿児島まで18都道県で416件に上ったことが16日、社会保険庁のまとめで分かった。
社保庁は詐欺まがいの行為とみて注意を呼び掛けている。実際に被害に遭った人は確認されていない。
社保庁によると、「社会保険庁特殊法人日本国民年金協会」を名乗り(1)年金未納分の支払いを請求する(2)過払い分の返還を請求する−−の2通りの文面。東京都渋谷区の住所と電話番号が書いてあり、電話を求めている。電話をしても録音の音声が流れるだけだったという。
消印から、はがきは13日に渋谷区で出されたとみられる。
(共同通信) - 11月16日17時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000121-kyodo-soci