2004年11月16日(火) 20時10分
国民年金協かたる不審文書416件…社保庁が注意喚起(読売新聞)
社会保険庁所管の社団法人「日本国民年金協会」の名をかたり、保険料納付や過払い分の返還を求める不審なはがきが年金受給者などに送られ、15日現在、全国18都道県、416件にのぼっていることが分かった。
同庁は今のところ被害は出ていないとしているが、「文書を受け取ったらすぐに近くの社会保険事務所に連絡してほしい」と注意を呼びかけている。
不審なはがきはいずれも日本国民年金協会の名義。13日の消印が押されていた。内容は「未納分請求」「過払い分返還請求」の2種類で、「国民年金保険料を納めないと財産が差し押さえられることもある」「過払い分を返金しないと以後の年金を停止する」などとしている。連絡先は架空の住所、電話番号が記載されている。
同協会は国民年金制度の広報を主な業務としており、こうした文書を出すことはないという。
(読売新聞) - 11月16日20時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000111-yom-soci