2004年11月12日(金) 00時00分
裁判所書記官かたる架空請求、被害相次ぐ(朝日新聞・)
実在しない裁判所書記官の名前を使って、裁判所への出頭を求めたり財産の差し押さえを予告したりする封書を送りつけるケースが相次いでいる。県警や県消費生活センターなどは、新手の架空請求の手口とみて注意を呼びかけている。
県警などによると、呼び出し状は普通郵便の封書で「口頭弁論期日呼び出し及び答弁書催告状」と書かれ「東京簡易裁判所書記官 吉村大也」と記載されている。東京簡裁にはこの名前の書記官はおらず、添えられた電話番号にかけると、訴訟の取り下げをかたって現金振り込みを求められたケースがあったという。
同様のケースについて、県消費生活センターなどには10日までに計19件の相談があった。県警生活安全企画課は「実際の呼び出し状は配達証明郵便で届く。電話連絡は絶対にせず、同センターや警察署などに相談して」と呼びかけている。
(11/12)
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6947
|