2004年11月12日(金) 18時46分
「カルト」の表現は相当 タマちゃん団体側が敗訴(共同通信)
横浜市内の川などに出没し話題になったアザラシ「タマちゃん」の保護活動をしていた団体の代表者らが、「正体はカルト宗教団体」とする週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、文芸春秋(東京)に計2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は12日、請求を棄却した。
問題になったのは週刊文春の2003年ゴールデンウイーク特大号が掲載した「タマちゃんのことを想う会」に関する記事。
判決理由で藤下健裁判長は「想う会と密接な関係のある団体『千乃正法』の活動は宗教活動にほかならない」と指摘し「カルトとの評価は意見、論評の域を出ない」と名誉棄損を否定した。
(共同通信) - 11月12日18時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000162-kyodo-soci