悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
放送による報道被害救済などのために設けられた第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)は11日、総務省が6月22日にテレビ朝日「TVタックル」の国会報道などに対して通達した行政指導について、「放送の自律や放送界の第三者機関に対する信頼を危うくする恐れが強い」とする声明を発表した。
声明は、(1)BPOが適切な措置を取るよう勧告した番組に、同省がさらに厳重注意したことは、第三者機関を軽視している(2)政治報道に対する公権力の可否の判断は、言論の自由との関連から慎重でなくてはならない、などとした。
会見ではBPO内の放送と青少年に関する委員会の原寿雄委員長から「放送界自身から異論が出ないといけない」と注文もつけられた。
(11/11 21:15)