2004年11月11日(木) 21時27分
ASAHIネットが「迷惑メール対策」を強化〜差出人詐称メールを受信拒否(RBB TODAY)
朝日ネットが運営するISPであるASAHIネットでは、「迷惑メール」対策の一環として、12月13日から不正な差出人のメールアドレスが指定されたメールの受信拒否を開始する。
この対策はASAHIネットのメールサーバがメールを受信した際、差出人メールアドレスのドメイン部分を検査し、存在しないドメインが指定されている場合はメールの受信を拒否するものだ。
同社では受信者に無断で広告や宣伝、勧誘を行うメールや、ネズミ講に誘うメールなどを「迷惑メール」と定義しており、すでに10月28日から会員向けに、メールをフィルタリングすることで迷惑メールを遮断する「スパムブロックサービス」を無料で提供している。
スパムメールはいまや社会問題化している。総務省の「迷惑メールへの対応の在り方に関する研究会」では11月10日、スパムメールを送る業者に対する規制を強める素案をまとめたばかりだ。
現在の「特定電子メール送信適正化法」(迷惑メール規制法)では、規制対象が広告宣伝メールなどに限られている。だが最近では「どうして返事をくれないの?」などと、友人や間違いメールを装い返信させようとするスパムがふえている。
そこで素案では、こうしたスパムも規制対象にすることを盛り込んだほか、業者が自分のアドレスを詐称して送信した場合、通信事業者が利用停止措置を取れるようにすべきだ、などとしている。
(RBB TODAY) - 11月11日21時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041111-00000017-rbb-sci