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上場廃止基準に抵触していた西武鉄道の株式を筆頭株主のコクドが事実を伏せたまま多数の企業に売却していた問題で、購入したサントリーやサッポロビールは11日、コクドに対して株式の買い戻しを請求した。すでにキリンビールやワコール、資生堂など20社以上の企業が買い戻しを求めており、請求企業はさらに増えそうだ。コクドは購入企業から西武鉄道株を買い戻す意向を示している。
サントリーは同日付で「原状回復」を求める文書をコクドに送った。サントリーはコクドの堤義明前会長から直接、売却の打診があり、9月下旬に、西武鉄道株260万株を約30億円で購入した。
サッポロビールも同日、買い戻しを求める内容証明の文書を送付した。同社は9月、10万株を約1億円で購入した。
このほか11日までに新たに買い戻し請求をしたことが明らかになったのはコカ・コーラウエストジャパン、北海道コカ・コーラボトリング、スポーツ用品のゴールドウインで、いずれも文書で買い戻しを求めた。
(11/11 19:31)