2004年11月11日(木) 20時11分
架空請求で100万だまし取る 7県で同名の被害(共同通信)
長野県警捜査2課などは11日までに、架空請求のはがきを郵送し、県内の女性から約100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京都東久留米市前沢、無職萩原公貴容疑者(42)を逮捕した。
調べによると、萩原容疑者は6月、架空の「中央債権回収サービス」を名乗り、実際には存在しない通信料を請求するはがきを長野県須坂市の女性会社員に郵送。銀行口座に約100万円を振り込ませ、だまし取った疑い。
同名の架空請求で岩手、山形、福島、埼玉、新潟、滋賀の6県でも7件、計約300万円の被害が出ており、同課は余罪や共犯者を調べている。
また萩原容疑者が使った銀行口座の開設・譲渡にかかわったとして長野県警は11日、詐欺容疑で千葉県松戸市、無職藪崎勝巳容疑者(32)と、東京都足立区、自称自営業砂金講一容疑者(46)を逮捕した。
萩原容疑者は自宅に拳銃1丁と実包を隠し持っており、銃刀法違反容疑でも逮捕、起訴された。
(共同通信) - 11月11日20時11分更新
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