2004年11月10日(水) 04時38分
大阪府にサイバー攻撃、HPは2時間20分接続困難に(読売新聞)
大阪府のサーバーコンピューターが9日午後、インターネットを通じて大量のデータを送信する「サイバー攻撃」を受け、2時間20分にわたって、府のホームページがつながりにくくなった。
データ破壊などの被害はなく、府は悪質ないたずらとみている。
府によると、不正な接続要求が午後2時45分ごろから、2秒に1回のペースで始まった。府は、1度に受けられる接続数を約3倍に広げ、要求だけで実際の接続がない場合に短時間で切断する対策をとったが、ホームページにつながらない状態が断続的に続いた。
攻撃は約4000回を数え、午後5時5分ごろに終了。送信元を示す「IPアドレス」は異なっていたが、同じ送信者によって偽装されていたとみられる。
府がサイバー攻撃を受けたのは初めて。公的機関を狙ったサイバー攻撃では、今年8月、首相官邸など8つの政府機関のホームページが接続不良となった。
(読売新聞) - 11月10日4時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000502-yom-soci