2004年11月08日(月) 14時31分
健康食品管理士試験に219人 県内で初(琉球新報)
ブームに乗って健康食品がはんらんする中、その安全性を判断する「健康食品管理士」の第1回認定試験が7日、沖縄をはじめ全国7会場で実施された。県内試験会場の琉球大学医学部では、臨床検査技師を中心に219人が受験した。
同管理士は健康食品管理士認定協会(任意団体、長村洋一理事長)の認定資格。同協会は、健康食品のリスク管理をし消費者に適切な情報を提供する専門職育成を目指す厚生労働省検討会の意向を受け、今年5月に発足した。9月には同協会、琉大医学部保健学科、県臨床検査技師会共催の受験資格取得研修会が琉大で開かれた。
同資格取得には医学の基礎知識を持っていることが有利となる。県内では県臨床検査技師会(仲程昭子会長)の呼び掛けもあって、受験者のうち200人近くを臨床検査技師が占めた。そのほかは学生、管理栄養士、薬剤師だった。
受験者で臨床検査技師の宮城喜代次さん(48)は「最近、健康食品の摂取と病気との関連性が指摘されている。健康食品の知識は仕事にも生かせると思う」と語った。
(琉球新報) - 11月8日14時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041108-00000018-ryu-oki