2004年11月08日(月) 19時36分
「合法的なことが生命線」 オウム上祐代表が久々証言(共同通信)
週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、オウム真理教(アーレフに改称)と上祐史浩代表(41)が、発行元の文芸春秋(東京)に500万円の損害賠償などを求めた訴訟の口頭弁論が8日、東京地裁(野山宏裁判長)であり、本人尋問で上祐代表が「合法的であることが今の生命線なのに、信者に違法行為を命じたと書かれるのは非常に良くない」と述べた。
教団によると、上祐代表が業務を外れて修行に入ったとされる昨年10月以降、公の場で発言したのは初めて。
問題となったのは、同誌が昨年5月15日号で上祐代表の昨年4月のロシア訪問を報じた際に「上祐代表の命令で(ロシア人元信者に)外出時に乗る車のナンバープレートを外させた」などとした点で、これが名誉棄損に当たるとして昨年7月に提訴した。
(共同通信) - 11月8日19時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041108-00000148-kyodo-soci