2004年11月06日(土) 17時20分
架空請求で電子料金詐取 東京の2容疑者逮捕−−県警 /徳島(毎日新聞)
県警生活保安課と徳島東署は5日、東京都内を拠点に架空請求をしていたとして、東京都杉並区本天沼3の無職、諏訪園淳二容疑者(21)と練馬区西大泉3、同、占部貴広容疑者(22)を詐欺容疑で逮捕した。
調べでは、諏訪園容疑者らは先月上旬、「法務省認可法人関東中央管財局」の名称で「電子消費料金未納分について契約会社から委託を受けたので連絡を下さい」などと記載したはがきを郵送し、連絡してきた大分県臼杵市の女性会社員(33)に「このままだと裁判になる」などと言って、指定した2口座に現金計約113万円を振り込ませ、だまし取った疑い。諏訪園容疑者らは今年5〜10月に、東京都、青森県など全国の50人の被害者に同様の手口で計約4500万円を振り込ませたことが分かっている。2人は容疑を認めており、県警は犯行グループの全容解明を急いでいる。
県警は今年5月下旬、徳島市内の自営業の男性から「架空請求のはがきが届いた」と相談を受け、7月に架空請求詐欺に使われた銀行口座を不正に開設した容疑で東京都内に住む夫婦を逮捕し、捜査を続けていた。【小野沢健一】
11月6日朝刊
(毎日新聞) - 11月6日17時20分更新
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