2004年11月05日(金) 02時24分

地震募金に便乗　日赤名で偽はがき　「詐欺」１３件発生　日赤県支部まとめ（西日本新聞）

　【鹿児島】　新潟県中越地震の被災者救援資金集めに便乗した詐欺まがいの行為が県内で頻発していることが四日、日本赤十字社県支部の調べで分かった。

　同支部は地震発生後、マスコミなどを通じて救援金の寄付を呼び掛け、個別の募金依頼はしていないが、四日までに「日赤名で救援金を募るはがきが届いたが本当か」などの問い合わせが、鹿児島市や加世田市など県内で計十三件あったという。いずれも金は振り込まれず、実害はなかった。

　同支部によると、振込先として日赤とは無関係の銀行口座番号が記され、名義は「日本赤十字社・東京本部災害対策本部長」などとなっていた。同様なはがきは宮崎、大分両県でも計五件確認されているという。同支部は「訪問、電話、封書も含め、個別に救援金を依頼することはない」と注意を呼び掛けている。

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　日本赤十字社の同地震救援募金は、郵便振替で口座番号００５３０—２—２０００、あて先名義「日本赤十字社新潟県支部」、通信欄に「新潟地震」と明記する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041105-00000010-nnp-l46