2004年11月05日(金) 16時51分
評価点入りパソコン盗難 上野工高機械科1年40人分 /三重(毎日新聞)
県教委は4日、県立上野工業高校(上野市緑ケ丘西町、佐藤哲應校長)で03年10月、機械科の1年生40人分の氏名と授業の評価点が入力されたパソコン1台が盗まれていた、と発表した。
県教委によると、昨年10月6日午前8時半ごろ、同高の男性講師(28)=4月に転勤=が出勤した際、実習棟2階にある管理室の机上から、県から貸与された業務用ノートパソコンがなくなっているのが分かり、上野署に届け出た。パソコンには、生徒の氏名と、生徒が溶接や旋盤などの実習授業を受けた際の評価点が含まれていた。
県教委には3日後の03年10月9日にパソコン盗難の報告はあったが、生徒の個人情報が含まれていたことは今月4日になるまで知らなかったという。県教委は「個人情報管理の認識が欠如していたといわれても仕方ない」と話している。また、生徒に対しては今後、校長から盗難の事実を説明するという。
このほか、県教委は、県内の公立小中高校では昨年度5校で5台が、今年度は2校で3台がそれぞれパソコンの盗難被害にあっていることを明らかにした。【影山哲也】
11月5日朝刊
(毎日新聞) - 11月5日16時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041105-00000043-mailo-l24