2004年11月05日(金) 06時33分
NTT固定電話の加入権、来年3月に半額(読売新聞)
NTT東日本と西日本は4日、固定電話回線を引く際に利用者が支払う施設設置負担金(電話加入権=現行7万2000円)を、来年3月から半額程度に引き下げることを決めた。5日に正式発表するが、廃止時期については、利用者の反発が強いため、明確にしない方針だ。
情報通信審議会(総務相の諮問機関)が加入権廃止を容認したことを受け、NTTは来年1月から段階的に引き下げる方向で調整していた。しかし、周知期間が必要だと判断し、3月から引き下げることにした。
加入権の廃止時期については、2010年にも廃止する方向で検討していたが、利用者から「財産権の侵害だ」などの批判が上がっているため、再検討する。
加入権の代わりに、月額基本料に640円を上乗せする「ライトプラン」についても、来年3月から上乗せ額を半額程度にする。
(読売新聞) - 11月5日6時33分更新
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