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サントリーは４日、輸入販売したチリワイン「サンタカロリーナスペシャルコレクション」のうち、成分表示に誤りがあった「カベルネ・ソーヴィニヨン２００３」と「ソーヴィニヨン・ブラン２００３」の計２万７６６０本を自主回収すると発表した。
保存料の「ソルビン酸Ｋ」が表示されていなかったためで、商品と引き換えに代金１２００円を返す。問い合わせは５日から毎日午前９時〜午後５時、フリーダイヤル（０１２０・３０２・３６２）へ。
ソルビン酸Ｋは、みそやジャムなどにも使われ、摂取しても人体に影響はない。同社の輸入前のサンプル検査では含まれていなかったが、実際の商品には含まれているのを検査で見落としたという。ブランは４月、カベルネは９月に受注販売した。すでに半分近くは消費されているとみている。(11/04 19:29)