悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
(東京都の主婦)
[A] 確かに、地震直後などは全国から安否を確かめる電話が殺到、電話がつながりにくくなったようです。でも、ご指摘のメールやIP電話は、電話交換機を使った電話回線とは別の、インターネットなどの回線を利用しているのでそれほど混乱はなかったようです。
NTTドコモも「基地局が停電でダウンしていなければメールは使えます。今回の地震でも、メールが殺到して通信できない事態は起きていません」と話しています。携帯電話が通じにくい時は、ケータイメールが有効といえそうです。
また、災害時にはドコモの「iモード災害用伝言板サービス」もあります。震度6弱以上の地震発生時に運用されます。被災地やその周辺の住民が、iモードを使って「無事です」「被害があります」「自宅に居ます」「避難所に居ます」のうちの一つを選択、さらに百文字以内で安否情報を登録します。すると、このメッセージが、携帯電話(ドコモ以外でも可能)やパソコンなどで全国から確認できるのです。英語も可能です。
IP電話は、固定電話と違って電源が必要です。このため、停電するとIP電話は使えません。ただ、殺到する電話に対する回線の余裕はあり、NTTコミュニケーションズは「新潟県中越地震でもIP電話は問題なく使えました」。ソフトバンクも「一時的につながりにくくなりましたが、すぐ解決しました」と話しています。
(質問をお寄せください。採用分には記念品を差し上げます)
◆質問はkagaku@tokyo-np.co.jp
http://www.tokyo-np.co.jp/00/dgi/20041104/ftu_____dgi_____001.shtml