2004年11月03日(水) 09時17分
地震の義援金名目で不審なはがき/県警が注意呼び掛け(秋田魁新報)
新潟県中越地震の「被災者対策協議会」を名乗り、義援金名目で現金を振り込ませるはがきが、県内の個人宅に送り付けられていたことが2日、分かった。県警の県民安全相談センターは「実在しない団体を装った詐欺的行為」とみて、同様のはがきが届いても送金しないよう注意を呼び掛けている。
同センターによると、はがきは募金期間を10月28日—11月30日とし、振込先として都市銀行の口座番号を指定。「義援金は被災自治体に配分する」などの添え書きがあった。消印は神奈川県内の郵便局だった。
2日までに秋田臨港、大曲、角館署管内の自営業や無職の男性計3人から、はがきが届いたとの連絡が同センターにあった。実際に現金を振り込んだ人はいなかった。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20041103a