2004年11月03日(水) 00時00分
3000万回線をIP電話に NTTが中期経営計画 (中日新聞)
NTTが、2010年までに現在の固定電話回線の半分に当たる3000万の世帯・事業所回線を、インターネット技術を利用したIP電話に切り替える検討を進めていることが3日、分かった。同時にこれらの回線の光ファイバー化も計画しており、10日に発表する中期経営計画に盛り込む。
IP電話の交換機は、設置費が従来の交換機の10分の1程度で、維持費も安い。NTTはIP電話の普及で通信にかかるコストを削減し、通話料を安くして競争力を強化。KDDIやソフトバンクなど新電電の格安サービスに対抗する。
さらに光ファイバー化により超高速でデータを送受信できるようになり、テレビ電話や映像配信などの次世代サービスを本格的に展開する。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20041103/fls_____detail__038.shtml