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NTTは、固定電話の現在の加入者数の約半分に当たる3000万回線を、10年までに光ファイバーに置き換える方針を明らかにした。NTTは固定電話の完全IP(インターネット・プロトコル)化をすでに表明しているが、それに合わせて「光化」を進める。総投資額は5兆円規模になるとみられ、ソフトバンクグループなどが仕掛ける価格競争に対抗するためにも、高品質の回線網の敷設を急ぐ。
NTTは現在、中期経営計画を策定中で、光化はその柱の一つ。長距離部分に当たる中継回線網だけでなく、電話局から家庭や事業所までの末端回線まで光ファイバーに置き換える。NTTの光回線の加入契約は9月末で121万5000件で、25倍程度に引き上げることになる。
IP化は従来の銅線のままでも可能だが、NTTは光ファイバーにすることで、より高速・大容量の通信を売りものにする。
(11/03 19:40)