2004年11月02日(火) 21時44分
「義援金」かたり偽はがき 新潟県中越地震で(共同通信)
日本赤十字社(日赤)を名乗るなどして、新潟県中越地震への義援金募集と見せ掛けたはがきが、北海道、秋田、宮崎の民家に送り付けられていたことが2日、分かった。相談を受けた日赤や警察は「善意を横取りしようとする詐欺行為」として、注意を呼び掛けている。
日赤によると、北海道と宮崎県の計6軒の民家にはがきが送り付けられた。裏に「お願い」と題し、地震の被災者支援のために義援金を受け付けていると記載。銀行の口座番号と災害対策本部長として架空の人物名が記されていた。
また秋田県でも「新潟県中越地震被災者対策協議会」を名乗り、義援金を振り込むよう求めるはがきが男性3人に郵送されていた。秋田県警によると、問い合わせ先に電話すると転送され、留守番メッセージが流れる。消印は神奈川県内の郵便局だった。
(共同通信) - 11月2日21時44分更新
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