2004年10月29日(金) 19時54分
検察かたり「罰金督促状」 東京地検が注意呼び掛け(共同通信)
検察庁の罰金納付督促状を模造した偽の書類が東京都内の個人宅などに多数送られていることが分かり、東京地検は29日、手口を公表して「交通違反の覚えがないのに督促状が郵送されてきたら、警察か検察庁に届けて」と呼び掛けた。
裁判所や弁護士を装う架空請求詐欺は多発しているが、検察庁をかたる手口は極めて珍しい。
東京地検によると、偽の督促状は実在する「東京区検察庁道路交通部」名で、督促相手本人ではなく親あてに郵送。これまでに10数通が見つかった。正規の督促状をコピーして日付や督促相手の住所氏名を手書きで書き込み「納付先および問い合わせ先」の東京区検の電話番号は携帯電話番号が手書きされている。
偽の督促状を受け取った人から「違反の覚えがない」と連絡があって発覚した。
(共同通信) - 10月29日19時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000222-kyodo-soci