悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
問題があったのは、NHK関連会社「NHK中部ブレーンズ」(名古屋市)の「あんしん防災ネット」。災害時の避難情報や安否情報などを携帯電話、パソコンに送るシステムで、二市のほかに市部では愛知県一宮、豊川、江南の三市が委託。約二万人の住民が登録している。
桑名市では二十日午後十時二十分ごろ、市内の避難所閉鎖を告知する約八百三十人分のメールを同ネットに送信したが、六割の五百人に届かなかった。他の四市でも同様の障害があり、調査を申し入れた。
同社によると、同日午後九時二十分から一時間半で約一万四千件のメールが自治体から送信され、うち約一千五百件が送信できなかった。
一分間に六百件の送信が可能だが、同社は「避難所閉鎖、災害対策本部解散、水位情報など、警報解除後の情報が殺到し、負荷がかかった」と説明。ソフトの不備により、自治体によっては最大で三回、同じメールを送信した例もあり、混乱を助長させた。
同社では「あってはならないミス。早急に対処したい」としている。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20041028/mng_____sya_____013.shtml