2004年10月28日(木) 13時47分
三菱地所など強制捜査 汚染隠しマンション販売(共同通信)
大阪市北区の複合施設「大阪アメニティパーク」(OAP)の地下水や土壌から環境基準を超える重金属が検出されたことを隠したまま、敷地内の高価なマンションを販売したとして、大阪府警生活経済課は28日午後、宅地建物取引業法(告知義務)違反の疑いで事業主の三菱地所大阪支店や三菱マテリアル大阪支社、三菱地所住宅販売大阪支店を家宅捜索した。
マンションは汚染が明るみに出るまでに約500戸が売られ、同課は資産価値にもかかわる環境汚染は告知が義務付けられた不動産の重要事項に当たり、悪質な情報隠しと判断した。
調べでは、三菱地所住宅販売の社員は2001年12月、敷地内の土壌や地下水から環境基準を超えるヒ素、カドミウム、セレンなどが検出されたとの重要事項を故意に隠し、顧客にマンションを販売した疑い。
(共同通信) - 10月28日13時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000101-kyodo-soci