2004年10月28日(木) 03時10分
土壌汚染隠しマンション販売、三菱地所など強制捜査へ(読売新聞)
大阪市北区の大型複合施設「大阪アメニティーパーク」(OAP)で、土壌汚染の事実を隠してマンションを販売したとして、大阪府警は27日、開発主体の不動産最大手「三菱地所」、非鉄金属最大手「三菱マテリアル」(いずれも本社・東京)両大阪支店を、近く宅建業法違反容疑で捜索するなど強制捜査に着手する方針を固めた。
府警の調べや関係者によると、両社は、旧三菱金属の精錬所跡地5万1000平方メートルを再開発したOAPに高層マンションを建設中、敷地内の地下水から、最高で基準値の65倍のヒ素などを検出していたのに、1998年3月と2000年12月にそれぞれ完成したマンション2棟(518戸)の購入者らに、汚染の事実を告げずに販売していた。
(読売新聞) - 10月28日3時10分更新
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