2004年10月28日(木) 21時01分
マンション組合が東レ建設提訴=虚偽説明で温泉料金徴収−東京地裁(時事通信)
神奈川県湯河原町にある温泉付きリゾートマンション(40戸)の管理組合が、不要な温泉設備の維持費や架空工事の代金などを支払わされたとして、売り主の東レ建設(大阪市)などを相手に計約6900万円の損害賠償を求める訴えを28日、東京地裁に起こした。
訴えによると、マンションは1993年に入居開始。組合は源泉の維持管理費などとして、東レ建設に毎月、定額料金を支払ってきた。しかし、今年に入り、料金の中に実際には発生しない源泉使用料や不必要な電気代が含まれていたことが判明したという。
組合は「うその説明をしており、少なくとも約1570万円の支払いは不要だった」と指摘。このほか、同社側が推薦した設備業者が組合に水増しや架空請求を行い、5000万円近い損害を発生させたとしている。
(時事通信) - 10月28日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000886-jij-soci