2004年10月28日(木) 16時57分
出会い系サイト架空請求 詐欺罪などで4人を起訴−−津地検 /三重(毎日新聞)
インターネットの出会い系サイトの利用料金をかたった架空請求事件で、津地検は27日、東京都江東区東砂、解体工、甘利修司(27)、神奈川県川崎市多摩区、無職男性(20)=逮捕時少年=の2容疑者を詐欺の罪で、東京都北区西ヶ原、携帯電話販売業、中村俊一(51)、千葉市中央区、無職、鈴木政吉の2被告(54)=盗品等保管の罪で既に起訴=を、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の罪で起訴した。
起訴状によると甘利被告と無職男性は共謀し、今年4月19日から20日の間、プリペイド式携帯電話を利用して、熊本県益城町の男性会社員(42)ら3人に「出会い系サイトを使っていますね」「料金は、延滞金も含めて16万円です」とうその電話をかけ、現金計105万円を指定した口座に振り込ませ、だまし取った。中村、鈴木両被告は、だまし取った現金を東京都台東区内の銀行から出金し、うち約97万円を別の銀行口座に振り込み、甘利被告らに渡した。
4人はいずれも組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されていたが、津地検は、甘利被告と無職男性を、架空請求の実行犯と認定し、詐欺罪で起訴した。【鈴木顕】
10月28日朝刊
(毎日新聞) - 10月28日16時57分更新
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