2004年10月26日(火) 21時19分
キャンパス統合やめて 平安女学院大学生が提訴(共同通信)
平安女学院大びわ湖守山キャンパス(滋賀県守山市)に通う3年の川戸佳代さん(21)が、高槻キャンパス(大阪府高槻市)への統合で就学する権利を奪われるとして、大学を経営する平安女学院(京都市)に在学生が卒業するまで統合しないよう求める訴訟を26日、大津地裁に起こした。
訴状によると、守山キャンパスは現代文化学部を置き2000年4月に開校。全学生約790人のうち約470人が通っているが、大学側は今年4月、定員割れなどを理由に来年3月末で守山キャンパスを廃止し、学部を高槻キャンパスに統合すると決定した。
これに対し、川戸さん側は「守山で教育を受けることは在学契約の重要事項となっており、大学側は守山で授業を続ける義務がある」と指摘。「統合されると守山から高槻まで電車やバスを乗り継ぎ通学に1時間半かかるようになり、肉体的・経済的負担が増加する」と主張している。
(共同通信) - 10月26日21時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000329-kyodo-soci