2004年10月25日(月) 19時07分
「縁石は危険」と賠償命令 衝突事故で、佐倉市に(共同通信)
千葉県佐倉市の男性が自転車で市道の縁石に衝突した事故で、重い障害が残ったとして家族が市に約1億2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁は25日、約2100万円の支払いを命じた。
小磯武男裁判長は判決理由で「現場は長い下り坂で、縁石は電柱のすぐ後ろにあった。突然危険な障害物が出現する状況で、安全性が欠けていた」と指摘した。
判決によると、男性は2001年11月17日夜、同市栄町の市道を自転車で走行中、高さ約12・5センチの縁石に衝突し転倒。手足のまひなどの後遺症を負った。男性は今年5月、70歳で死亡した。
(共同通信) - 10月25日19時7分更新
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