2004年10月25日(月) 18時25分
「同意なく押収は違法」 都に20万円の賠償命令(共同通信)
警視庁の警察官が軽犯罪法違反容疑で署に同行を強引に求め、所持品を押収したのは違法だとして、東京都杉並区の男性が都に100万円の賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁(瀬木比呂志裁判長)は25日、同意のない押収は違法と認め、20万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は昨年8月、都内の路上で車を運転中、道交法違反で警視庁蔵前署員に停止を求められた際、車内で催涙スプレーが見つかった。署員は軽犯罪法違反の疑いで男性に任意同行とスプレーの提出を求めたが拒否されたため、スプレーを証拠品として押収した。
(共同通信) - 10月25日18時25分更新
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