2004年10月25日(月) 20時24分
<中絶薬>「ミフェプリストン」健康被害懸念と警告 厚労省(毎日新聞)
厚生労働省は25日、国内では未承認の飲む妊娠中絶薬「ミフェプリストン」(一般名)について、欧米では医師のみが処方できる医薬品で、安易に個人輸入するのは健康被害が懸念されるとして、医師の処方が確認された場合以外は個人輸入を認めない方針を決めた。厚労省のホームページ(HP)上で注意喚起し、日本医師会などに健康被害の実態把握の協力を依頼した。
同省によると今年6月、四国で20代の女性が服用し出血が止まらず、医療機関にかかるなどの健康被害があった。この薬はインターネットの個人輸入代行業者がHPで宣伝していることもあり、医師らから安全性について、問い合わせが厚労省に寄せられていた。【玉木達也】
(毎日新聞) - 10月25日20時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041025-00000093-mai-soci