2004年10月23日(土) 13時38分
BSE協議、20か月以下米産牛肉の一部輸入再開確認(読売新聞)
米国産牛肉の輸入再開問題を協議する日米局長級協議は23日午後、日本が新たなBSE(牛海綿状脳症)対策案で全頭検査対象から除外する生後20か月以下の牛のうち、米政府が農場の記録簿を正確だと保証した牛については、輸入を再開する方向を確認し、終了した。
早ければ、日本の新BSE対策が施行される2005年春にも輸入が再開される可能性がある。
ただし、具体的な検査方法などは結論を先送りしたほか、記録簿による方式で月齢が確認できる牛は一部に限られるため、米国産牛の全面的な輸出再開には、なお時間が必要な見通しだ。国内でも消費者などの理解を得る必要があり、両国はさらに交渉を続ける。
(読売新聞) - 10月23日13時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041023-00000304-yom-bus_all