2004年10月22日(金) 21時01分
野田最高幹部も否認=「もっと売れるHPに」−オウム薬事法違反・東京地裁(時事通信)
「アトピーに効く」とうたい、医薬品成分を含むクリームを無許可販売したとして、薬事法違反罪に問われたオウム真理教(現アーレフ)最高幹部野田成人被告(37)らの初公判が22日、東京地裁(服部悟裁判長)であり、同被告は「販売にかかわったことはない」と起訴事実を否認した。
検察側は冒頭陳述で、同被告が「これからも頑張りましょう」と述べ、売り上げを伸ばすため、宣伝・販売用ホームページの改良を指示したと指摘した。
野田被告は教団内に5人いる「正悟師」の1人で、集団指導体制の一角を担っているとされる。
同被告は薄紫色のジャージー姿。罪状認否で「道場を管理する立場として責任は痛感するが、(クリーム輸入元に)結果として踊らされた」と用意した紙を読み上げた。
(時事通信) - 10月22日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041022-00000500-jij-soci