2004年10月20日(水) 00時00分
手術中静脈切断し女性死亡 JR仙台病院(朝日新聞・)
仙台市青葉区五橋のJR仙台病院(松井邦昭院長)は19日、大腸がんなどで入院していた同市太白区の女性(70)が医療事故で死亡した、と発表した。
病院の説明によると、女性は大腸がんのため、昨年3月12日に手術を受けたが、術後に患部が癒着し、腸閉塞(へい・そく)を起こした。
このため、先月末に再入院し、今月18日午前10時から再び手術を受けた。しかし、この途中、静脈が癒着部分に絡まっていたにもかかわらず、執刀医(35)が気づかず、静脈を切ってしまったという。
女性は大量出血し、同日午後5時50分ごろ、出血性ショックで死亡したという。
松井院長は「最善を尽くしたが、誠に申しわけなく残念。遺族に対する補償は誠心誠意、対応したい」と話した。
(10/20)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=5876
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