2004年10月20日(水) 19時41分
「5倍の効果は事実」とロッテの損賠提訴を棄却(読売新聞)
虫歯予防ガムの広告を巡り、「ロッテ」(東京都新宿区)が「江崎グリコ」(大阪市)に10億円の損害賠償や謝罪広告を求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であり、飯村敏明裁判長は請求を棄却した。ロッテは判決を不服として、即日、控訴した。
問題になったのは、江崎グリコが新製品のガムを発売する際に出した広告で、ロッテなどが既に販売していたキシリトールガムより約5倍の虫歯修復効果があるなどと宣伝していた。
ロッテ側は「虚偽のデータで信用を傷つけられた」と主張したが、飯村裁判長は「実験で約5倍の効果が出たのは事実で、広告は虚偽ではない」と退けた。
(読売新聞) - 10月20日19時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041020-00000412-yom-soci