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事件は今月四日に起きた。同局を訪れた足利市の会社員男性(31)が、四十五万円を郵便為替で送金しようとしたが、多額のうえ、送金先が不審と直感した岡田局長らが男性に確認したところ、男性は「融資を受けるために必要な保証金を振り込む」と答えた。
同種の詐欺事件が起きていることから、岡田局長らは、送金を見合わせるよう粘り強く男性を説得するとともに小山署へ通報。同署員が駆け付け、詐欺と分かった。
この間、送金を受けようとした相手から男性の携帯電話に「送金が遅い。郵便局員に出てもらえ」と督促。局員に「なんで振り込ませねえんだ!」などと、脅し口調で送金を迫ったという。
同署は「居住地以外の場所を指定して現金を借りさせて郵便為替で送らせ、短時間のうちにだまし取る詐欺が増えている。特に多重債務者が狙われるケースが多い」と注意を呼び掛けている。 (宮本 齋)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20041020/lcl_____tcg_____003.shtml