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燃料電池バスは、水素と酸素の化学反応で電気を発生させ、有害な排ガスは出さない。トヨタと日野自動車が共同開発し、実証実験で都に一台を無償提供した。
昨年八月末から、東京駅八重洲口と江東区門前仲町をそれぞれ起点とし、臨海副都心に至る二路線などを走行した。車内で燃料電池の仕組みを紹介するビデオを流してPRし、「音が静か」と乗客の評判も高かった。
ところが、今月十四日にトヨタが自社で使っている燃料電池乗用車のタンクに水素漏れが発生。環境省など省庁にある燃料電池乗用車十六台とともに、都バス一台の点検も決めた。
燃料電池の都バスは、今年十二月二十四日まで運行予定だった。トヨタは「対策を立てるまで戻せない」と話すが、都交通局は「早く復帰できれば」と期待している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041019/mng_____sya_____010.shtml