2004年10月19日(火) 21時01分
説明義務違反で200万円賠償命令=ソニー生命逆転敗訴−東京高裁(時事通信)
十分な説明なしに保険加入させられ損害を被ったとして、東京都内の自営業の女性(49)がソニー生命保険(東京都港区)を相手に、330万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、請求を棄却した1審判決を変更し、同社に202万円余の支払いを命じた。
森脇勝裁判長は「払込期間を誤信させたまま加入を勧めており、説明義務違反に当たる」と指摘。「女性側にも説明を求めなかった過失がある」として、払い込んだ保険料約304万円の6割を損害と認めた。
1審東京地裁は「社員は説明義務を尽くしており、違法性はない」としていた。
(時事通信) - 10月19日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000738-jij-soci